メディア担当者インタビュー事例紹介

アドトラックで応募者数3倍、採用数2倍を実現!”刷り込み”認知拡大戦略|株式会社テクニケーション様

新宿や渋谷の街を歩いていると、一度聴いたら忘れられないメロディーと共に、特定の社名を連呼するアドトラックに遭遇したことはないだろうか。株式会社テクニケーションが実施した本施策は、SNSでも大きな話題を呼び、同社の認知度を飛躍的に向上させた。
Web広告が主流の現代において、なぜあえてオフラインのアドトラックという手法を選んだのか。そして、その大胆なクリエイティブはどのようにして生まれ、どのような成果に繋がったのか。
今回は、本プロモーションを主導した株式会社テクニケーションの代表取締役である西田様に施策の背景から成功の要因まで、その裏側を余すところなく伺った。

株式会社テクニケーション 代表取締役 西田 拳 氏


【株式会社テクニケーション 会社HP】
https://www.technication.co.jp/
【株式会社テクニケーション 代表 西田氏 Xアカウント】
https://x.com/IT21592349

急成長を遂げたテクニケーション。エンジニアが力を発揮しやすい環境を創り出す事業

ー 西田様自身や貴社の事業内容と強みについてお聞かせください。
弊社は2019年に設立いたしまして、設立から現在まで急成長中といったフェーズでございます。Webシステム開発やアプリ開発などを手掛ける企業様に対し、人手や技術力が不足している際にエンジニアを派遣するSES事業を展開しています。支援先としてはWebシステム開発、コンサルティング、金融、保険、物流、工場など幅広い業種・業界に対応しています。私自身は代表取締役を務めており、営業や採用管理、総務も含めバックオフィスに関連するものは全て行っております。
私たちの強みは、エンジニア一人ひとりが最大限に力を発揮できる環境を徹底的に整えている点です。具体的には、エンジニアが希望する案件への提案を可能にする「案件選択制」、スキルが正当に評価され給与に反映される「単価給与連動性」、そして経験豊富なベテランと若手がペアで案件に臨むことにより、ベテランはマネジメント経験を積め、若手は一人では経験できなかった案件にベテランのフォローのもとで参加できるという双方にとって価値のある「チーム制」という3つの特徴的な制度を設けています。これらを通じて、エンジニアが成長しやすく、やりがいを感じながら働ける環境を提供していることが、他社にはないセールスポイントだと自負しています。

潜在層へのリーチのための同業他社と被らない新たな施策への挑戦

ー アドトラックという非常にインパクトのあるプロモーションを実施されましたが、その背景にはどのような課題や目的があったのでしょうか?
最終的なゴールは、弊社の事業成長に不可欠な「エンジニア採用」です。その達成のためには、まず「テクニケーション」という会社の認知度を飛躍的に高める必要がありました。
これまでYouTubeやXをはじめとするWeb広告も活用してきましたが、どうしてもアプローチできる層が競合他社と重複しがちである点に課題を感じていました。そこで、「同業他社がやっていない施策」に挑戦することで、Web広告ではアプローチできない層にリーチできるのではないかと考えたのです。オフライン広告、特にアドトラックであれば、これまで弊社に興味がなかった方の目にも留まり、新たな興味のきっかけを生み出せるのではないかという期待がありました。
ー 今回の施策の実施判断はどのようにされたのでしょうか?懸念ポイントなどはありましたか?
やはり他社がやっていない施策であることです。これは業界のトップを目指すうえで重要であると考えているため、1つの判断材料となりました。
懸念ポイントに関しては、Web広告と異なりインプレッションやクリック率などの具体的な数値が取りにくいため、効果が数値として見えにくいという点がありました。とはいえ、SNSの社名検索数や投稿数のウォッチや、採用面接の応募者に直接何で知ったかを確認するなど、アドトラックによる流入を特定する方法はありますし、印象に残るクリエイティブを出せば一定の効果は出るであろうと判断しました。

「とにかく頭に残す」ためのクリエイティブ戦略。ひろゆき氏起用の裏側

ー アドトラックの実施にあたり、クリエイティブで特にこだわった点を教えてください。
「いかに頭に残すか、社名を刷り込ませるか」という点に全てを注ぎ込みました。参考にしたのは、誰もが知る「バニラ」の広告です。なぜあれほど記憶に残るのかを分析し、シンプルで癖になるメロディーとフレーズが重要だと考えました。
ー ひろゆき氏を起用されたのも、その戦略の一環でしょうか?
はい。もともとYouTubeでの共演をきっかけにご縁があり、この施策を走らせるなら、ひろゆきさんの知名度とインパクトは絶大な効果を生むだろうと考え、ご協力をお願いしました。ひろゆきさんに「テクニケーション、いいと思う」と連呼していただくクリエイティブは、狙い通り大きな話題になりました。
途中から私の写真にクリエイティブが変更になったのですが、その際もあえてひろゆきさんの特徴であるイヤホンを垂らすスタイルを真似て、「違う人だけど、ひろゆきっぽい」と感じてもらえるような遊び心も加えています。

応募者数3倍、採用数2倍。アドトラックがもたらした驚異的な効果

ー アドトラックは効果測定が難しいというお話もありましたが、成果としてはいかがでしたか?
正直なところ、実施前は具体的な数値目標(KPI)を厳密には設定していませんでした。しかし、結果は私たちの想像を大きく上回るものでした。
まず、施策開始直後からSNSでの反響が凄まじく、「テクニケーション」というキーワードでのX(旧Twitter)の投稿が明らかに増えました。特に設計したわけではないのですが、トラックを見た人が「なんだこのトラックは」と自発的に発信してくださり、それがさらなる拡散を生んだのです。
そして最も重要な事業インパクトとして、広告実施前と比較して、ホームページやLINE経由での応募者数が約3倍に、採用人数も約2倍に増加しました。面接で「アドトラックを見ました」と直接伝えてくださる方もいらっしゃり、施策の直接的な効果を強く実感しています。
ー 効果を実感されたのは、実施からどれくらいのタイミングでしたか?
SNSでの反響は開始後すぐに見られました。採用応募という具体的なアクションに繋がってきたのは、開始から1ヶ月後くらいからです。「トラック見ました」という応募が目に見えて増えてきたことで、これは成功だと確信しましたね。
当初は半年間の予定でしたが、明確な効果が出ているため契約を延長し、現在は1年間の計画で実施しています。
ー クリエイティブをひろゆき氏から西田様へ変更した後に効果の変化はあったのでしょうか。
明確な数字の変化はありませんでしたが、反響の違いはありました。私が「令和の虎」に出演したタイミングと重なったこともあり、共演者の方々がアドトラックを取り上げてくれることが増え、これまで獲得できていなかった層への認知拡大にも繋がったと感じています。
また、弊社の採用では私がカジュアル面談を行うこともあるため、応募者が「トラックの人と面談している」という感情やイメージを持つことができ、プラスに働いていると感じています。

成功の鍵はインパクトの強いクリエイティブ。ネガティブイメージを恐れない覚悟

ー 今回のOOH施策が成功した最大の要因は何だとお考えですか?
やはり「接触した人の印象に残る連呼型広告という手段を選んだこと」に尽きると思います。連呼型の広告には一定のネガティブなイメージを持たれる可能性があることは、もちろん覚悟の上でした。しかし、それ以上に「認知を拡大し、記憶に残す」というメリットの方が大きいと判断しました。
また、他社がやらないことに踏み切るという「挑戦する姿勢」も重要だったと思います。前例のない施策に思い切ってGOを出したからこそ、この結果に繋がったのだと考えています。
ー 今後のプロモーション展開についてお聞かせください。
今回のアドトラック施策は2025年1月末から運行開始しました。当初の契約は7月まででしたが、高い効果が実証されたので継続して約1年間は運行する予定です。とはいえ、私たちはこれで満足しているわけではありません。今後も、他社がやっていないような、面白くて効果のありそうな施策があれば積極的に挑戦していきたいと考えています。常に新しい手法で業界を驚かせ、テクニケーションというブランドをさらに多くの方に知っていただくための努力を続けていきます。

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